モラハラ夫や妻と慰謝料を貰って離婚するには

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探偵に聞いてみた

モラハラ夫・妻と離婚したい!慰謝料を貰って離婚する方法


パワハラ・セクハラ・モラハラと様々なハラスメントが話題になりがちな昨今ですが、実際のハラスメントの実態と対応方法についてはご存知ない方が多いのが現状です。

とくにモラルハラスメントは夫婦間・恋人間で行われやすく、閉じたコミュニティで加害されているため、なかなか声をあげにくいといった問題があります。

ですが、モラハラは立派な不法行為であり、
実証することができれば離婚はもちろん慰謝料請求も可能なのです。

今回は、モラハラ夫・妻に慰謝料を請求して離婚する方法について
簡単にご紹介していきます。


モラハラ被害にあっている方はぜひ参考にしてみてください。

モラハラとは?



モラハラとは、モラルハラスメントの略称です。

モラルとは倫理・道徳といった意味で、ハラスメントは嫌がらせという意味です。
つまり、倫理に反した嫌がらせのことをモラハラといいます

ただし、倫理とか道徳と言ったものは、人それぞれ若干ことなるものです。

そのため、自分のされている行為がモラハラなのかどうか、悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。

まずは、どういった行為がモラハラにあたるのか、具体的な例を示して解説していきます。

暴言を吐く

「ブス」「甲斐性無し」「役立たず」など、
相手の気持ちを顧みず暴言を吐く行為はモラハラにあたります。

異常な束縛

結婚したからといって、配偶者は自分の所有物ではありません。

そこのところを勘違いして、意のままに操ろうとし、すべての行動を把握したがるなど異常な束縛をする行為もモラハラです。


平気で嘘をつく

日常的に嘘をつき、相手を傷つける行為もモラハラです。


子供の悪口を吹き込む

「とんでもない母親だ。Aちゃんはあんな母親になったらだめだよ」
「お父さんは浮気しているし、稼ぎも少なくて、最低の人間」など、
日常的に子供の悪口を吹き込む
こともモラハラに値します。

夫婦間の暴言だけではなく、子供に対する暴言もモラハラとみなされるのです

異常に細かい

家事を細かく監視し文句を言ったり、節約にこだわりすぎて相手をコントロールしようとしてきたり、といった行為もモラハラになりえます。

このように、モラハラとは多岐にわたる口頭での嫌がらせのことなのです。


モラハラ夫・妻と慰謝料を貰って離婚する方法



つぎに、モラハラ夫・妻から慰謝料をもらって離婚する方法について解説していきます。

モラハラは精神的な暴力です。
DVが離婚事由になるのと同様に、モラハラは離婚事由になりえますし、慰謝料請求は可能です

弁護士に依頼

モラハラで慰謝料を請求するときには、第三者を間に挟んで交渉することが懸命です

モラハラ被害者は、加害者には強く言えなくなってしまっていることが多いので、モラハラでの慰謝料請求に関しては、弁護士を間にいれるのが必須だと言えるでしょう。

弁護士は専門分野がはっきり分かれていますから。
離婚の慰謝料請求に強い弁護士を探し依頼しましょう。

どの弁護士に依頼すればいいのかわからない、という場合は無料の法律相談サービスなどを利用して相談してみましょう。

言動を録音

モラハラで慰謝料を請求することになったら、証拠が必要になってきます。
暴言を吐いているところを録音したテープなどは、有効な証拠になりえます

スマホのボイスメモや、ICレコーダーなどで言動を録音しておきましょう。


日記を書く

録音は怖くてできない、という場合は日記をつけておきましょう。日常的に書かれた日記は、捏造が難しいと考えられるため、貴重な証拠になり得るのです。


メール・SNSのスクリーンショット

メールなどでも暴言を吐かれている場合には、スクリーンショットをとる、プリントアウトしておく、などして証拠を残しておきましょう。


病院の診断書をとる

モラハラ行為で精神的に追い詰められた場合、うつ症状がでることがあります。

そういった場合は、精神科に行き、医師の診断書をとっておきましょう。医師の診断書も強い証拠となります

精神科にはちょっと行きづらい、という方は心療内科を受診しましょう。


証拠を揃えて弁護士事務所へ


今回は、モラハラで離婚する場合の慰謝料請求の方法についてご紹介してきました。

モラハラが原因で離婚する場合には、慰謝料請求が可能です。

そのためには、日常的に行われているモラハラの記録をきちんと証拠として残しておく必要があります。

証拠が揃い、離婚の意思がかたまったら、弁護士に早速相談してみましょう。


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