自分でやった浮気調査が失敗してしまうと、どんなリスクがあるのか?

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探偵に聞いてみた

素人が浮気調査を失敗する4つの行動!浮気調査のリスクと注意点


パートナーの浮気が発覚したときに、証拠を集めるために自力で浮気調査をしようと考える人もいると思います。
しかし、素人の浮気調査は失敗する可能性が高く、逆効果になってしまうこともあります。
そこで今回は、浮気調査を失敗してしまう人の行動や、失敗してしまったときのリスクについて解説していきたいと思います。


浮気調査で失敗してしまう間違った4つの行動


浮気の証拠を押さえることは、とても重要なことですが、安易に自力で浮気調査をしようとすると失敗してしまいます。
浮気調査で失敗してしまう人は、次のような間違った行動を行いがちです。

・問い詰める

パートナーが浮気をしている疑いがあると、つい感情的になってしまい、相手を問い詰めてしまうケースは少なくありません。
しかし、証拠が十分に揃っていない状態で、相手を問い詰めても逆効果になってしまいます。

急に問い詰めても、相手が素直に白状するケースはほとんどありません。
お互いに感情的になってしまうだけで、結局なにも解決にはなりません。

・別居する

浮気をしているパートナーと一緒にいたくなくなるかもしれませんが、後々のことを考えると別居は正しい判断とは言えません。
別居してしまうと、相手の動向が分からなくなってしまうので、浮気の証拠を集めにくくなってしまいます。

また、別居状態が長引くと「夫婦関係が破綻している」とみなされてしまい、あなたにとって不利な条件で離婚を請求される可能性があります。

・自分で尾行する

決定的な証拠を掴むために、自分で尾行しようと考える人もいますが、これも間違った行動の1つです。
尾行は、それでなくても素人には難しいのに、面識のある人物が行えば、より失敗する可能性が高くなります。

徒歩での尾行だけでなく、車を使った尾行も失敗しやすいです。
相手のバックミラーからは、尾行しているあなたの姿が丸見えだからです。

・証拠写真を撮ろうとする

証拠写真を自分で撮ろうとして失敗してしまうケースも少なくありません。
写真は、浮気を証明するために有効な手段ですが、どういった写真であれば裁判で有利になるかを理解していないと、実際には無駄になってしまうことが多いです。
ただ浮気相手と一緒にいるだけの写真では、裁判では証拠能力があるとは判断されないからです。

また、シャッター音やフラッシュで相手に気づかれてしまう可能性もあります。

浮気調査に失敗してしまったときのリスク


浮気調査を行う場合、失敗してしまったときのリスクを理解しておかなければいけません。
一度でもバレてしまえば、相手の警戒心を強めてしまい、その後に浮気の証拠を集めることが困難になってしまいます。
その結果、十分な証拠を集めることができなくなれば、浮気の事実を認めさせることができず、慰謝料請求ができない可能性もあります。

それどころか、間違った浮気調査が「プライバシーを侵害」や、「モラハラ」として判断されてしまうと、あなたの方が不利になってしまい、逆に慰謝料を請求されてしまうかもしれません。

本来、被害者なのはあなたのはずなのに、浮気調査に失敗してしまうと、どんどん自分の主張が通りにくくなってしまいます。

さらに、万が一、浮気があなたの勘違いだった場合、パートナーからの信頼はなくなり、それまでのような結婚生活を送ることは難しくなってしまうでしょう。

浮気調査に失敗しないための注意点


パートナーの浮気を疑っているときは、どうしても冷静ではいられません。
そのため、感情的になりやすく、大事な場面で失敗してしまいがちです。
どうしても、自分で浮気調査をしたいというときは、次のポイントに注意してみてください。

・裁判で有効な証拠を理解する

浮気の証拠は、なんでも良いわけではありません。
浮気相手との親密な内容のメールなどは、浮気を疑うには十分ですが、裁判では証拠として不十分と判断されてしまいます。

裁判で浮気の証拠として有効なのは、「不貞行為」を証明する内容のものです。
不貞行為を証明するためには、ラブホテルへ入っていく写真、ホテルでの滞在時間を証明するもの、浮気の事実を証言した音声データなどが必要です。
裁判で有利になる浮気の証拠・実は使えない証拠を徹底解説!

・事前準備を怠らない

素人が行う突発的な尾行や写真の撮影は、失敗する可能性の方が高いので、注意が必要です。
浮気調査を行う場合、相手に気づかれないことが最も大事なので、事前準備をしっかりと整えましょう。

SNSやカーナビの履歴をチェックするなど、パートナーの行動範囲を調べて、浮気相手と会っている時間帯や場所を事前に特定しておくと、効率的に浮気調査を行うことが出来ます。

まとめ


自力で浮気調査を行う場合、証拠を集めるための方法に限度があることや、失敗した場合のリスクを覚悟しておかなければ、後悔することになるかもしれません。
もし、自分で浮気調査を行うのが不安な人や、確実に証拠を集めたいという人は、一度探偵に相談してみることをおすすめします。


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