結婚を後悔した人の特徴とは
結婚して後悔するのはどんな時?後悔しない結婚をするためには
婚活という言葉が世に出たのは2008年ですから、
今年(2018年)で10年が経過したことになります。
9割以上が何の問題もなく結婚できていた時代は、今は昔。
現在は日本人の男女の未婚率は高止まりしています。
結婚は、自然に生活していてもできにくいものになり、結婚相手を探すためには、
就職活動と同じような活動が必要だと考える人も増えてきました。
そのため、婚活パーティー、街コン、相席屋、シングルスバー、結婚相談所、マッチングアプリなど結婚したい、素敵な男女に出会いたい、という人々の欲望を刺激し満たそうとするビジネスも次々に登場してきました。
必死で婚活し、やっと運命の人に巡り会えても、
めでたしめでたし、とはなりません。
結婚した後に、「やっぱり結婚する必要はなかった」
「結婚相手間違えたかも」と思う人は少なくないのです。
今回は、結婚して後悔した人の特徴と、後悔しない結婚をするための方法について解説していきます。
結婚して後悔した人の特徴
1 結婚をゴールだと思っていた
結婚して後悔した人に一番多い特徴は、結婚をゴールだと思っている。という点です。
とくに、周囲の人たちが結婚していく様をみて焦った人たちは、
「とにかくある程度かっこがつく人がと結婚したい」となりふりかまわず婚活に精を出しがちです。
そして、結婚が決まったら、一安心とばかりに気をぬくことになります。
結婚後、しばらくは安心できるかもしれませんが、結婚生活が始まると、
「あれ?」と疑問を持ちがちです。
結婚することをゴールだと考えている人は、自分が結婚してどういった生活を送りたいのかをまったくイメージできていません。
「共働きで私が家事まですることになるなんて」「こんなに早く妻が子供をほしがるなんて」など実際の生活が始まれば予想外の事態が次々と巻き起こります。
そして、「私が望んでいた生活はこんなものじゃなかった」「俺、やっぱり一人暮らしの方が向いていたかも」と結婚生活を後悔することになるのです。
こういった事態を避けるためには、結婚はゴールではなく、共同生活を始めるスタート地点でしかないことをきちんと認識しておく必要があります。
結婚前には、お互いどういった生活をしたいのかや、家事の分担、子供は欲しいか、などある程度すり合わせをしておいた方がいいでしょう。
2 焦って妥協しすぎた
「30歳までに結婚したい」「早く親に孫の顔を見せてあげたい」「同僚はみんなとっくの昔に結婚している。俺も早くしなくては」など、焦って結婚相手を決めるのは危険です。
「もうこれ以上いい相手は見つからないかもしれない」といった妥協をしてしまった場合、たとえば30歳で結婚した場合、現代人の3人に1人は90歳以上生きると言われていますから、残り60年を妥協した相手と過ごさなければならなくなるのです。
完璧に自分の理想の相手と結婚しようとするのは難しいでしょうが、妥協しすぎはNGです。
妥協して後悔しないためには、本当に自分が一番大切にしているのは何か、という自分の価値観をしっかり自分で認識しておく必要があります。
たとえば、「絶対イケメンまたは美女がいい」とか「話していて面白い人がいい」など、ゆずれないポイントがあるはずです。
危ういのは、「年収800万円以上の人がいい」などという、すぐに変化してしまう可能性のあるところを一番重視することです。
激動の時代ですから、リストラになってしまうかもしれませんし、働きすぎてうつ病になり仕事ができなくなってしまう可能性もあります。
そうなったときに、相手を愛せることができなくなりそうだと思う相手は選ばない方がよいでしょう。
結婚を後悔しないためには、妥協してもいいところと妥協すべきところを自分の価値観でしっかりと判断する必要があります。
3 価値観が違いすぎた
価値観の違いは、どんなに相性のいい夫婦でもあるでしょう。
ですが、価値観の中でも生活において重要なところが違う場合、
結婚を後悔することになりかねません。
結婚生活で一致しておくべき価値観は、子供が欲しいか、という点です。
どちらかが子供が欲しいと思っていて、どちらかは絶対にいらないと思っている場合、夫婦の関係がギクシャクしてしまうことは目に見えています。
そのほかにも、お金の使い方や、恋愛観、仕事観など、相手がどういった価値観を持っているかは、結婚前にしっかりと把握しておく必要があるでしょう。
相手がどういった考えを持っているかを知らずに結婚してしまうのはギャンブルと同じです。
結婚を後悔しないためには
結婚後に後悔しないためには、結婚前にお互いの価値観を知る努力をしておくこと、また結婚をゴールではなくスタートだと認識しておくことが大切です。
また、結婚相手を選ぶ場合は、焦って妥協しすぎてしまうのはNGです。
譲れないところを妥協してしまっては、後から絶対に後悔することになります。
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