夫婦喧嘩が、子供にどんな影響を与えるのかを紹介。

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夫婦喧嘩が子供に与える影響と、両親ができる注意点とは?


夫婦喧嘩は、子供に多大な影響を与えます。

今回は、夫婦喧嘩が子供に与える影響と、悪影響を与えないためにどういった対策ができるのか、について解説していきます。

ダメだと思いつつも夫婦で喧嘩をしてしまう、という方は本記事をぜひチェックしてみてください。


夫婦喧嘩が、子供に与える影響とは?


まずは、夫婦喧嘩が子供に与える影響について解説していきます。


1. 喧嘩することがあたり前だと思い、攻撃的な性格になる

子供は、親の背中を見て育ちます

しっかりしなさい、と親が口で言ってきかせても、普段親がだらけていたら、子供は「親がしているんだから、だらけていてもいいんだ」と思い、それが生活習慣になってしまいます。

親が何を言わなくても、立派な姿を見せていたら、子供はそこから学びます。

同様に、喧嘩をしている姿ばかり見せていたら、喧嘩をすることが日常の一部になってしまい、攻撃的な性格になってしまう可能性があります。

とくに、口調や言葉のチョイスは親から子供に簡単に伝染します。

相手を傷つける意図のある言葉を喧嘩の際に使っていると、子供もそういった言葉遣いを真似するようになってしまうのです。


2. 体調を崩す

喧嘩ばかり続けていたら、子供がしばしば体調を崩すようになってしまう、という可能性もあります。

親が喧嘩ばかりしていると、子供にとって自宅が安心できる場所ではなくなってしまいます。

長い時間を過ごす自宅が安心できない場所になってしまうと精神面に支障をきたしますし、その支障が体の不調に現れることもよくあります。

このような子供の心身の不調は、喧嘩ばかりに夢中になっている親への、子供からのSOSととることもできるでしょう


3. 感情の起伏が激しくなる

精神的に安定せず、情緒不安定になってしまう危険性もあります。

子供は、親から愛されているという実感を求めています。
喧嘩ばかりして子供に対して愛情を示せていない親は要注意です。

愛情が欠落していると感じた子供の自己肯定感は低くなり、それゆえに自暴自棄な性格になったり、幸せが感じにくくなったりしてしまうことがあるのです。


4. ストレスで集中力がなくなる

家で両親が喧嘩ばかりしていると、子供には多大なストレスがかかってしまいます。

先述のようにストレスから心身に支障をきたす場合もありますし、集中力に影響が表れることで、勉強などに身が入らないケースもあります


5. 喧嘩が自分のせいだと思い無気力になる

両親が夫婦喧嘩をする原因は、自分にもあるのではないか、と子供が考えてしまう場合もあります。

それが事実であってもそうではなくても、両親の喧嘩の原因になるなら、自分などいない方がいいのでは、と心に深い傷を負ってしまうことになるのです。

自分自身を肯定することができないときに、物事に情熱を持つことは困難です。

結果、「どうせ自分なんて」と、何事にも無気力になってしまうこともあるのです。


6. 結婚に対して悪いイメージを持つ

子供にとって、もっとも見本になる結婚生活のイメージは両親です。

両親が不幸せそうで、喧嘩ばかりしている場合、子供の結婚における考えは2つにわけられます。

ひとつは、こんな家庭はいやだから自分は理想の家族を持ちたい、と考えるパターン。
もうひとつは、結婚なんてロクでもないから、絶対にしない、と考えるパターンです。

今の世の中、結婚しなくても生きていけますから、結婚しない、と決意することには問題はありません。


ですが、結婚に対して負のイメージだけを抱き続けるのは、本人にとっても心地がよいものとは言えないでしょう。


7. 恋愛観が歪む

両親は、子供にとってもっとも身近なカップルでもあります。

そのカップルが喧嘩ばかりしていたり、どちらかが、あるいはお互いに、暴言や暴力をふるっていたりするのを見たら、カップルとはこういうものだという間違った恋愛観にしばられるようになってしまいます。

そして、自分が大きくなって恋人を持つようになったときに、喧嘩ばかりするような相手や、暴力をふるうことのできる(ふるってくる)相手を選ぶようになってしまったり、違う恋愛観の相手をひどく傷つけてしまう可能性があるのです。


夫婦喧嘩で子供に悪影響を与えないためにできることは?


次に、夫婦喧嘩が子供に悪影響を与えないためにできることについても確認していきましょう。


1. 子供に見せない

まずは、子供がいるところでは喧嘩をしない、と決意しましょう。


2. ルールを作る

また、喧嘩のルールをふたりで決めましょう。

いくら怒っていても、一週間は同じことで文句を言わない、とか、子供に聞かれる可能性はあるので、相手を傷つける意図しかない幼稚な罵り言葉を使わない、など言葉遣いに関するルールを決めておくのも効果的です。


3. あなたは悪くないと伝える

夫婦喧嘩を子供に聞かれてしまった場合は、子供に、理由を簡潔に説明し、あなたは全く悪くない、ということを伝えましょう。

ただし、要因が子供にある(子供の成績、しつけの仕方など)場合は多少伏せる方が良いかもしれません。

子供に関する決めごとで意見が割れているとしても、それは両親の間で整理したあとに子供と相談するべきで、両親がもめていることを「おまえのせいだ」と伝えるべきではありません。


さいごに

今回は、夫婦喧嘩が子供に与える影響と、夫婦喧嘩をする際の注意点について解説してきました。参考になりましたら幸いです。


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