浮気調査の見積もりで失敗しないための方法とは

浮気調査の相場とは?

浮気調査の料金は、基本的に「調査員の人数×時間×日数」で計算します。
調査員2名で1時間ほど調査した場合、1.5万〜2万円ほどがかかると言われています。
つまり二人で一日7時間調査し、浮気の証拠を掴むまでに10日かかった場合は、
1.5万〜2万×7時間×10日=105万〜140万円かかるという計算になります。
ですが、一日で証拠を掴めた場合は、かなりやすくなるというわけです。
浮気調査は、「何日で証拠がつかめるか不明確」なため、支払いが高額になってしまう可能性があり、依頼者も依頼をためらってしまいがちです。
そういった不安を払拭するために、探偵事務所のなかには、時給制ではなく「定額パック制」「成果報酬型」などの料金形態を取り入れているところもあります。
浮気調査の見積もりを依頼する際の注意点とは?
つぎに、浮気調査の見積もりを依頼する際の注意点について説明します。1.依頼する探偵事務所を見極めよう

探偵事務所を経営するためには、公安委員会に「届出」を出さなければなりません。
この届出をきちんと出していない探偵事務所には絶対に依頼しないようにしましょう。届出が出ているかどうか確認する方法は簡単です。
探偵事務所のホームページを確認し、届出番号が掲載されているかを確認しましょう。
この番号が載っていない探偵事務所は避けた方がいいでしょう。
また、「行政処分」を受けている探偵事務所も避けましょう。
届出をきちんと出していない、などの不法行為を行った探偵事務所は、国から行政処分を下されます。過去3年間に行政処分を受けた探偵事務所は警視庁のホームページから確認することができます。
2.複数の探偵事務所に見積もりを出してもらおう

というのは、探偵業の料金は自由に設定できるため、事務所によってかなり料金に差が出てくるためです。
3.自分でできるだけ調べておこう

安く見積もりをあげてもらうためには、
「浮気調査にかかる日数が少ない」状態にしておく必要があるのです。
たとえば「浮気相手の名前・住所・会社の場所」
などが分かっている場合は、浮気の証拠を掴みやすいため、何も情報が無い場合よりはるかに料金が安くなることが予測されます。
ですから、ご自身でできるだけ浮気の証拠を掴んでおきましょう。
「自分で調べられるなら探偵には依頼しない」と思われるかもしれませんが、探偵に依頼すると単に「浮気している」という証拠ではなく、「裁判で使える証拠」を入手できるのです。
たとえば、あなたが配偶者の携帯から
「浮気相手とのラブラブメール」「ツーショット写真」などを入手したとします。
これで浮気相手の特定はできるわけですが、これだけでは慰謝料や離婚を請求するための証拠としては弱いのです。
裁判では浮気とは肉体関係のことを言います。
ですから、肉体関係があった、という証拠が必要になってくるのです。メールだけですと「プラトニックな関係だった」と言い訳されてしまう可能性があります。
裁判で有利になる証拠は「2人がラブホテルへ入室していく写真」
「浮気相手の自宅に入っていく写真」などです。
そういった写真は個人ではなかなか入手できません。
ですから、ご自身で浮気相手の特定をある程度行った上で、探偵に依頼することは理にかなっています。
配偶者に気づかれない範囲で浮気相手の特定を行い、見積もりを依頼する際に、どこまで分かっているかを伝えましょう。
4.追加料金・キャンセル料についても確認しておこう

悪徳業者は見積もりをできるだけ安くして受注し、後に高額な追加料金を請求してくることがあります。
浮気調査は確実に「◯日で証拠がつかめる」ということは言えないので、きちんとした探偵事務所であっても追加料金がかかってくる可能性はあります。
ですが、あまりにも高額な追加料金がかかるところは、避けた方がよいでしょう。
同様に、キャンセル料についても確認しておきましょう。
通常の探偵事務所であれば、途中で調査を中止した場合、調査の進み具合にもよりますが、半額程度は戻ってきますが、悪徳業者の場合、返金に応じない可能性もあります。
キャンセルしたにも関わらず、全額とられてしまった、といったトラブルを避けるためにも、見積もりを出してもらう段階で、追加料金・キャンセル料についても確認しておきましょう。

