別居した夫婦が復縁するには

別居した夫婦が復縁できた理由とは？別居しても復縁は可能なのか

別居は、一般的には離婚への道だと思われています。

ですが、中には、別居から復縁したケースもあります。

今回は、別居した夫婦が復縁できた理由と、復縁するために絶対にしてはいけないことをご紹介していきます。

別居中の方や、別居を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

別居した夫婦が復縁できた理由とは？

まずは、別居した夫婦が復縁できたよくある理由についてみていきましょう。

別居することで、お互いの必要性を再認識できた場合、復縁という可能性が考えられます。

子供の存在が復縁の後押しになることはよくあります。

離婚となれば、子供の親権や養育費、面会権について話し合いをする必要があり、面倒です。

それ以上に、子供に父親・母親という存在を与えてあげられなくなるということに罪悪感を覚える人も多いようです。

また、日本では現在、母親に離婚の原因がある場合であっても、８割〜９割は母親が親権を獲得しています。

そのため、男親は、子供との時間を失うぐらいなら、夫婦としての関係を修復する力を惜しみたくない、ということになりがちなのです。

子供に、「離婚しないでほしい」と懇願されたら、考えを改める親も多いでしょう。

昔から言われていることですが、子はかすがい、になることは多いのです。

ふたりの関係がこじれてしまった場合、第三者のサポートが必要な場合もあります。

その第三者とは、2人の親であったり、友達であったりすることが多いようです。

夫婦の関係がこじれた原因が、お互いが自分の気持ちをはっきりと話していないことによるすれ違いだ、という場合には、 第三者が介入することで、あっさりとわだかまりが溶けることもあるのです。

カッとなって喧嘩をして、別居をすることになった場合、時間がふたりの関係を癒してくれる、というケースもあります。

こじれてしまった関係には、時間薬が効果的だ、という場合もあるので、焦りは禁物です。

別居したふたりが復縁できるきっかけは、「話し合いの時間をしっかり設けたこと」だというケースもあります。

親しくなればなるほど、「言わなくても分かるだろう」とお互いの気持ちやしてほしいことなどを口に出して言うことが少なくなってきがちです。

ですが、どんな関係であっても、本心は口に出して言わなければ伝わりません。

別居して冷静になったあとで、話し合いの時間を設けることで、関係が修復に向かうケースもあります。

別居中だけれど復縁したい、と言う場合は、ある程度時間をおいて、冷静に話し合える状態になってから、話し合いの時間を設けましょう。

ふたりで話していると感情的になってしまいそうだ、という場合は、信頼できる第三者に立ち会ってもらい、仲裁してもらうと良いでしょう。

別居中の夫婦が、復縁するためにしてはいけないこととは？

次に、別居中の夫婦が復縁するために絶対にしてはいけないことをみていきましょう。

いずれ復縁したい、という場合は、絶対に離婚を切りだしてはいけません。

「離婚を切り出したら、相手が引き止めてくれるはずだ。本当に愛していたら、離婚を受け入れるはずはない」と考えるのは甘えです。

離婚を冗談でも口に出すことで、相手の信頼を裏切り、傷つけてしまう可能性があるのです。

相手が、やり直したいと思っているのに、「離婚したい」と言われてしまったら、努力しようという気持ちを削がれてしまうでしょう。

どれだけイラっときたとしても、絶対に離婚するなどとは言わない、と心得ておきましょう。

別居しているからといって、浮気をしてもバレないと思ってはいけません。浮気はバレる可能性がありますし、別居中の浮気は不倫です。

不倫は夫婦の信頼関係を徹底的に壊す行為です。

「寂しかったから。初めての浮気だから許してほしい」というのは甘えです。

また、不倫がバレてしまった場合、不倫の慰謝料（相場は５０万〜３００万円）を請求されてしまう可能性もあります。

夫婦関係を修復したいという気持ちがあるならば、いくら寂しくても浮気には走らないように自己を戒めておく必要があるでしょう。

別居した夫婦が復縁するには

今回は、別居している夫婦が復縁する理由と、復縁するために絶対にしてはいけないこと、についてお話しました。

夫婦は、もっとも近い他人です。

何も言わなくてもわかってくれるはず、信頼を裏切っても許してくれるはず、と甘えていると夫婦関係は完全に壊れてしまう危険性があるのです。

パートナーを自分とは違う他人だとしっかり認識し、話し合いの時間をもって信頼関係の再構築に取り組んでいきましょう。