浮気相手から慰謝料をとりたい!示談で簡単に済ませる方法とは


夫や妻が浮気をしていた場合、もちろん本人にも腹は立ちますが、浮気相手にも責任を償ってもらいたい、と思うのが人情でしょう。

そうはいっても、浮気相手にたいして裁判を起こした場合、場合によっては何年も争うことになってしまったり、ストレスがかかりがちです。そういったストレスをなるべく少なくし、慰謝料をとる方法、それが示談です。示談であれば裁判よりも手軽に、短期間で慰謝料をとることが可能です。

ですが、場合によっては、慰謝料請求に示談が向かない場合もあります。今回は、浮気相手から示談で慰謝料を取る手順と、示談では浮気の慰謝料がとりやすいケースなどについて説明していきます。

「浮気相手に慰謝料を請求したい」と考えている方は、裁判に持ちこみ、ご自身が疲弊してしまう前に示談という選択肢を考えてみるとよいでしょう。

示談とは?


示談とは、争い・話し合いを表ざたにせず、本人同士で話し合って解決する方法です。

裁判などと違って第三者を多数入れて行う必要がないため、費用はほとんどかかりませんし、期間も短めに済ませることができます。

示談で浮気の慰謝料をとった方がいいのはどんなとき?

以下の場合は、浮気相手から示談で慰謝料をとるのに適しています。

@ 公にしたくない場合

自分の家庭が、配偶者の浮気によって混乱しているという事実は、なるべくなら他人には知られたくないものです。

ですが、裁判を起こすとなれば、公になり、誰もが知り得る事実になってしまいます。
どうしても浮気の事実を公にしたくないという場合は示談で解決するのがよいでしょう。


A できるだけ早く決着をつけてしまいたい場合

裁判には、時間がかかります。
悪くすると何年もかかるケースもあり、何度も何度も裁判所に足を運ばなければなりません。

争いが長期化することにより、浮気したパートナーに対する怒りも再燃してしまう可能性があります。
裁判はストレスがかかりますから、そういったストレスを避けて早めに解決したいという方に示談は向いています。

B相手と直接交渉するのが苦にならない場合

裁判をする場合、弁護士があなたの代理として相手側の弁護士と交渉してくれるため、浮気相手と直接交渉する必要はありません。

ですが、示談の場合はあなた自身が浮気相手と対面しなければなりません。
ですから、「浮気相手とはどうしても対面したくない」という場合には示談は向いていません。


C平均的な慰謝料より、高額な慰謝料を狙いたい場合

浮気の慰謝料は、裁判所においては、50万〜400万くらいが相場です。

「そんな金額よりもっと高額な慰謝料を支払ってほしい」と考えた場合、示談は適しています。
浮気相手に社会的地位があり、裁判に持ち込まれたくない、と考えている場合、示談にすることによって相場よりも高額な慰謝料をえることが可能なケースもあります。


示談で浮気の慰謝料を取る手順


ここからは、実際に示談で浮気相手から慰謝料をとる方法について解説していきましょう。

@浮気相手とのファーストコンタクト

浮気相手にコンタクトをとりましょう。
ポイントとしては、電話やメールなどで事前に連絡するのではなく、直接現れていきなり話しかける、ということです。

「はじめまして、私○○というものですが…」と冷静に話しかけましょう。

浮気相手も既婚者の場合は、相手側の自宅付近で声をかけるのが効果的です。
自分の妻・夫にバレたらこまる…と浮気相手は焦りますから、あなたの優位に話し合いを進めることができます。

A話し合いができる場所に移動する

声をかけたら、そのまま話し合いができる場所へ移動しましょう。
話し合いの場所は、落ち着いて話せる場所であればどこでも大丈夫です。

ファミリーレストランや、カフェ、喫茶店などでよいでしょう。

B慰謝料請求書を見せる

事前に用意しておいた慰謝料請求書を相手に見せましょう。

慰謝料請求書には、不倫の事実関係、慰謝料の請求額、今後配偶者に接近しないこと、などを記載しておきましょう。

C和解合意書(示談書)にサインをもらう

条件がまとまったところで、事前に用意しておいた、和解合意書に捺印・サインをもらいましょう。

和解合意書には、慰謝料金額、支払い方法などを明記しておきましょう。

キチンと書類にサイン・捺印をもらったところで、示談が成立します。


最後に
示談により、裁判を起こすよりかなり手軽に慰謝料をとることができます。

不倫でただでさえストレスがかかっているときに、裁判で消耗したくはないですよね。浮気相手に慰謝料を請求しようと考えている方は、ぜひ示談の方法を確認し、適切な慰謝料を請求してください。


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