PushBulletの浮気調査に使える機能とは
PushBulletの浮気調査に使える機能
「PushBullet」は、スマホとパソコンの間でフォルダ(ファイル)の操作を行うことができるアプリケーションです。
仕事やプライベートで、スマホに保存されたファイルを、自宅のパソコンで操作できれば便利な場面というのは意外と多くあります。
例えば、プライベートでスマホを使って撮影した写真や動画をパソコンに取り込みたいといった場合、PushBulletを使って写真が保存されているスマホのフォルダにアクセスして、必要な写真データを移動させることができます。
別のデバイスからファイルの移動が簡単にできるというのが、この「PushBullet」の一番大きな利点であり、ファイルの移動はデバイスのOSに関係なく行うことができます。
では、この「PushBullet」を浮気調査でどのように使うのかアプリの機能を検証してみました。
今回、検証してみてわかったのは、浮気調査に使える「PushBullet」の機能は下記の3つです。
- ファイル操作
- マップ情報の共有
- 通知の表示
それぞれの機能が浮気調査にどう使えるのか解説します。
画像で見てわかるように、「PushBullet」は登録したデバイスのフォルダにアクセスすることができ、スマホなら「PushBullet」のアプリ上、パソコンならインターネットブラウザ(Chrome)上でファイルの操作ができます。
どんな使い方ができるのかというと、例えば浮気をしている人のスマホ画面のスクリーンショットを撮影した後に、画像を別のデバイス(パソコンや別のスマホ)に共有できます。
スクリーンショットするスマホ画面は、浮気相手とのメール本文やLINEのトーク画面、またはブラウザアプリの検索履歴などをスクリーンショットします。
浮気に直接関係する証拠ではありませんが、浮気を追求しようとしたとき、追求を補強することができる証拠となります。
「PushBullet」には、デバイスの位置情報を検索した後に、別のデバイスにその情報を共有できる機能があります。
この機能を使えば、スマホの持ち主がどこへ行っていたのかを調べることができます。
スマホの持ち主が浮気をしていれば、行った場所のなかには、浮気相手の自宅やホテルの住所が含まれている場合があります。
その場所がわかれば、待ち伏せをして浮気現場を証拠写真として撮影することもできるかもしれません。
ただし、この機能はマップ情報を常に更新している人のスマホでしか使えません。
スマホのマップ機能をオフにしていた場合、移動経路を調べることができません。
また、マップ機能をオンにする操作は、「PushBullet」から行えませんので、事前に「PushBullet」を入れたスマホを直接操作して、マップ機能をオフにしておく必要があります。
スマホには、メールやSNSなど通知を表示する機能があります。
「PushBullet」はこの通知を他のデバイスで表示して管理することができます。
画像では、「PushBullet」を使ってLINEの通知をパソコン上に表示しています。
通知からどのアプリで連絡を取り合っているのかわかりますが、あくまで通知があったことを表示できるだけで、メールやLINEの内容、誰からのメッセージなのかは判別することができませんでした。
浮気調査に使うとすれば、どのタイミングでアプリを使っているのか、よく使う連絡用のアプリは何かを調べるのに使えるのではないでしょうか。
「PushBullet」を使ってみた感想
「PushBullet」を浮気調査に使うという前提で、アプリの機能を調べてみましたが、浮気調査に使えるであろう機能は限られており、なおかつ不完全な物もあるため、浮気の証拠集めには限定的にしか使えないという印象を受けました。
また、この「PushBullet」も他の浮気調査アプリと同様に、浮気をしている人のスマホにインストールして使うため、了承なくアプリをスマホにインストールすれば違法となります。
そのため、「PushBullet」をもともと使っている人か、「PushBullet」をインストールすることに了承した場合でしか使用することはできません。
「PushBullet」では浮気の有力な証拠を手に入れることが難しいというのが、アプリの検証を行った感想となります。