興信所はどこまで恋人の過去を調べることができる?

興信所はどこまで恋人の過去を調べることができる?


「恋人の過去が知りたい」そう思ったことはありませんか?

恋人の過去は、本人が打ち明けてくれない限り、普通は知り得ないものです。
ですが、どうしても知りたい場合、興信所に依頼する、という手もあります。

興信所は、結婚前調査を請け負っていることがよくあります

結婚前調査とは、結婚前に恋人の過去を洗いざらい調べておく調査です。

結婚は人生の一大事ですから、相手のことを全て知っておきたいという気持ちは自然なことです。

今回は、興信所に恋人の過去の調査を依頼した場合、どこまで調査できるのか
について簡単に解説していきます。

恋人の過去が知りたい、興信所への依頼を検討している、という方はぜひ参考にしてください。


興信所が恋人をどこまで調べられるのか


まずは、興信所でどこまで恋人の過去が調査できるか、についてみていきましょう。

1.異性関係・婚姻歴

恋人の過去で、もっとも気になるのは、やはり異性関係ではないでしょうか。

興信所では、SNSを使った調査や、聞き込み調査などによって、異性関係を洗い出していきます。

過去にどんな人と付き合っていたのか、同棲経験はあるか、など調べられる範囲で突き止めます

また、婚姻歴についても調べてくれます。

バツイチであることなどを、付き合っている段階で隠している人は珍しくありません。

最悪の場合は、付き合っていると思っていたのに、相手が既婚者だった、というケースもあります。

興信所に恋人の過去の調査を依頼することで、恋人の隠された異性関係を知ることができるのです。

2.職歴・学歴

結婚するとなれば、恋人の職歴や学歴が気になる、という人もいるでしょう。

興信所では、恋人がどういった学歴をもっていて、どの会社に就職し、転職回数はどれくらいか、など、聞き込みなどを通して明らかにしていきます。

「学歴が聞かされていたものと違った」「そんなに仕事を変えていたなんてしらなかった」など、びっくりするような事実が明らかになる場合もあります。

3.人柄・評判

恋人が自分にとっていい人でも、他人にとっては悪い人だ、という場合もあります。

逆に、周りの人すべてに好かれている人、というケースもあります。
恋人が自分以外の人からどういった評判を得ているのかは気になるところです。

興信所では、恋人の交友関係を洗い出し、聞き込みなどによって人柄や評判のヒアリングを行います。

興信所が調べることができない恋人の過去とは


次に、興信所が調査することができない恋人の過去についても確認しておきましょう。

1.借金などの信用情報

借金などの信用情報は調べることができません。

2.犯罪歴・逮捕歴

過去に犯罪を犯したことがあるか、逮捕されたことがあるか、も調べることができません。

なぜなら、そういったプライバシーを調査することは、差別を助長することになりかねないからです。

3.特定地域の出身

同様に、特定地域の出身者であることなども調べることが禁じられています

特定地域であることを興信所で調べられるようになれば、差別に利用される危険があるからです。

興信所に恋人の過去の調査を依頼する際の注意点


注意点1.料金

興信所に恋人の過去を調べられるだけ調べてほしいと思うなら、20〜30万円程度の出費は覚悟しておいた方がいいでしょう。

すべての項目を調べる必要がなく、たとえば、「学歴だけ知りたい」などの場合には、5万円前後で引き受けてもらえる可能性もあります。

調査の難易度が高い場合は、料金が高額になるので注意が必要です

注意点2.引き受けてもらえない可能性

興信所はすべての依頼を引き受けるわけではありません。

たとえばDVをしたことがある加害者からの調査などは引き受けられません

ストーカーも同様です

対象者に加害する恐れのある調査は興信所は引き受けてはならないのです。

注意点3.リスクはある

興信所はプロですから、対象者にバレないように調査を行います。
ですが、絶対100パーセントバレない、というわけではありません。

場合によっては、調査をしていることが恋人にバレる可能性もあるのです。
そういったリスクがゼロではないと心得ておきましょう。

最後に


今回は、興信所がどこまで恋人の過去を調査できるのか、について解説しました。

実際に依頼する際は、きちんと比較検討し、調査実績のある興信所を選びましょう。興信所へ依頼を検討している方の参考になれば幸いです。


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